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平田美津子

 投稿者:スカラベ・ヒロシ  投稿日:2018年 4月24日(火)18時05分49秒
返信・引用
   佐藤早苗の東条英機本のいくつかに目を通していて、『奇跡の村―隠れキリシタンの里・今村』(河出書房新社、2002.2)も佐藤早苗(同姓同名ではない)の著書と知った。
 最近も今村教会は話題になっているようだが、この本は読んでいなかった。
 今村教会の物語よりも、今村からのブラジル集団移民についてのノンフィクションの側面が強い。それはそれで興味深い内容なのだが、何より驚いたのは、平田進・美津子夫妻の物語。進(1913~72)はブラジル連邦議会の下院議員として活躍するも、選挙運動中に59歳で交通事故死。日系二世初めての政府高官から大統領候補と目されていた。
 平田美津子セシリア(旧姓・岡本、1923~2016)は、外交官の娘として大阪に生まれるが、幼少期から米国(西部オレゴン州ポートランド)・フィリピン(マニラ)・中国(北京・香港)で暮らす(早くにカトリックの洗礼を受けていた)。ふたりが出会ったのは、戦時下のNHK海外放送の職場。ブラジルから国費留学生として日本で法律を学んでいた進は、日本国籍を捨てブラジル国籍を選択する(日本国籍のままなら徴兵され戦地へ送られた)。しかし連合国に属したブラジルに帰国しなかった(交換船で帰国の道もあった)。周囲の反対を押し切って1944年に結婚。敗戦後は一時、福岡県大刀洗村の今村に住み、福岡市のCICに勤務するも、1951年に進が先に帰国。半年後には、日本で生れた子供3人を連れて、美津子もブラジルへ渡る。もちろん、当時は長~い船便。
 夫妻には3男5女の子供がいたが、長女・スミ子エレナは学生運動家としてブラジルからフランスに亡命。父の死去にも帰国できず、のちにソルボンヌ大学教授になったという。
 2010年にはブラジルで美津子の評伝『平田セシリアの伝記―ある国際女性の生涯と家庭』が刊行された。
 さて、何故驚いたのかというと、平田夫妻は小学校来の親友Kの妻・マリアの両親だったからだ。亡父のことなどは、長崎市での結婚式(荘厳なカトリック教会で挙式)の時に知った。母親がパリ―ニューヨーク―サンパウロ―東京・長崎と世界中に散らばった子供や親戚のあいだを飛び回っているという話も伺ったことがある。それらの事情が、ようやく摑めた。しかしながら、父親が今村の「隠れ」キリシタンの出自だとは知らなかった。カトリック国のブラジルで入信かと思っていたが、由緒正しきキリシタンであった。
 なお、平田セシリアの訃報は「サンパウロ新聞」2016.4.8に掲載。ほかネット検索では、いくつかの記事がヒットした。
 
 

山田健二

 投稿者:スカラベ・ヒロシ  投稿日:2018年 4月21日(土)11時44分20秒
返信・引用
   1960年11月30日~12月3日まで3日間(2日は休み)にわたって開催された北九州演劇祭(八幡市民会館)のプログラムを見る。
 3回目のコンクールで、8劇団9本の上演だった。

 門司生活座・門司税関合同 三好十郎「獅子」
 劇団青春座 谷伊平「午後の人」
 劇団つぼみ 秋浜悟史「英雄たち」
 テレクラブ小倉電話局演劇部 吉峰啓晴「ニューヨークブルックリン」
 若松映演協演劇部“わだつみ” 伊藤貞助「村の保守党」
 北九州大学劇部 ヴィルドラック(高橋邦太郎訳)「商船テナシティ」
 八幡市役所演劇部 津上忠「乞食の歌」
 サークル座 宮本研「はだしの青春」
 サークル座 山田健二「かごの中のねずみたち」

 山田健二とは、谷川雁の別名。「籠のなかの鼠たち」(一幕)は「サークル村」1959年1月号に発表した戯曲だ。佐世保の「上原青年団」が上演して、好評だったことは「サークル村」1959年10月号に掲載されている。「サークル座」の名称もどこかで目にした記憶はあるが、実態はつかんでいなかった。
 プログラムによれば、スタッフ・梗概は次のとおり。

 演出・香月久志(寿)、舞台装置・上田博、効果・牧浩二、舞台監督・杉本実
 キャスト 二郎・鍛冶鉄雄、実・浜本浩二、哲夫・河野弘通、新吉・重松良彦、光子・青木ヱミ子、富子・植田伸子、桂子・山崎成子(※香月寿のように、いずれも「芸名」の可能性が高い。)
 「新ちゃんはな、あんたらのごたる模範青年と違うて死んでも死に切れんごと苦しかとばい。盲滅法に走りおるとたい。籠の中のねずみじゃが」籠の中のねずみ―それは桂子の言うように新吉だけなのか。いいえ、この村の若者はみんな「籠の中のねずみ」達です。

 なお、審査員には玉井政雄・吉村草三ら6人の名前があるが、残念ながらコンクールの結果は不明。
 

南陀楼綾繁

 投稿者:スカラベ・ヒロシ  投稿日:2018年 4月20日(金)06時51分25秒
返信・引用 編集済
   以下のふげん社HPで、上野英信展図録と『若松庶民烈伝』が紹介されていることを、昨夕Aさんから教示される。
 「英信は全国区だ!」とか、「列伝」じゃない! などと、突っ込みどころ満載だが、とりあえず紹介。

http://fugensha.jp/?p=2853
「本のある場所を求めてどこまでも全国を渡り歩く、ライター・編集者の南陀楼綾繁さん。
そんな南陀楼さんが、地方で出会った
「全国区じゃないけれど、埋もれさせておくにはもったいない本」を紹介する
月イチ更新エッセイ。」
 

桶谷秀昭

 投稿者:スカラベ・ヒロシ  投稿日:2018年 4月17日(火)10時50分22秒
返信・引用
   14日に、佐野眞一の谷川雁に関する誤謬を指摘したが、同様の誤解は、かなり流布しているようだ。
 桶谷秀昭『昭和精神史 戦後篇』(文芸春秋、2000.6→文春文庫版、2003.10)でも、以下のようだ。
「占領下に日本共産党員として北九州の新聞社の争議に加はり、追放された経歴をもつ谷川雁は、三池炭鉱の争議で、大正行動隊といふ独創的な労働者組織をつくつた。」(第13章六〇年反安保闘争)
 ここは「占領下に日本共産党員として福岡市の新聞社の争議に加はり、追放された経歴をもつ谷川雁は、三池炭鉱の争議をふまへて、筑豊で大正行動隊といふ独創的な労働者組織をつくつた」と訂正可能だ。「北九州」は「北部九州」の意味で使用されているが、大手新聞社の西部本社が集中している現在の北九州市(旧小倉市)を想定してしまう。
 河野靖好『大正炭坑戦記―革命に魅せられた魂たち―』(花書院)は、A5判並製約470ページ、本体予価2750円(税込2970円)で、5月中旬に刊行予定。これで、ようやく三井三池と大正の労働運動の違い、大正闘争の「独創」性が、当事者によって明確になる。また、谷川雁の60年代からの言動が、一貫して見渡せるようになる。
 

杉山灌園

 投稿者:スカラベ・ヒロシ  投稿日:2018年 4月16日(月)10時40分38秒
返信・引用
   福岡県遠賀郡芦屋町の歴史民俗資料館にて、「杉山家の人々」展が開催中(5月27日まで。入館料200円)。
「日本の近現代史に比類のない大きな足跡を遺した杉山家の事蹟を芦屋の歴史と絡めてご紹介します。」(案内チラシ)
 杉山家3代の茂丸、泰道(夢野久作)、龍丸は知っていたが、その上の杉山灌園(三郎平)に遡り、4代にわたって紹介される。芦屋との縁は、灌園に始まるのだから。
 芦屋の縁は、茂丸―吉田磯吉―小野賢一郎(蕪子)とつながり、それぞれの簡単な説明もある。
 会場では、NHK-BS特集ドラマ(「トライ・エイジ~三世代の挑戦~」第3回「杉山家三代の物語」2011年)も放映されている。未見だったので興味深い内容だった。
 また、大判の『芦屋町制百周年記念誌』(1991.6)も販売中。米軍基地時代など、珍しい写真主体の100ページにもかかわらず、きわめて安価で頒布。ためらわず購入してきた(1969年の「トラ・トラ・トラ」ロケも掲載。エキストラ日当800円とある。いいバイトだったと記憶する)。
 

森崎和江

 投稿者:スカラベ・ヒロシ  投稿日:2018年 4月15日(日)11時23分28秒
返信・引用
   ごく短命の雑誌に「日本の記録」(1961.12~62.10、全4号)がある。東京にて、日本生活記録センターが出していた。代表(世話人)は鶴見和子と見做していいだろう。
 この雑誌の全冊をようやく見ることができた。未見だった第2号(62.2)が長崎県立図書館に所蔵なのは、編集にあたっていた鎌田定夫の旧蔵書だったからだ。
 鶴見和子「生活記録運動のこれまでとこれから」(創刊号)に対し、中里喜昭「鶴見さんにひとこと」(第2号)、鶴見和子「中里さんへ」(第3号、62.6)の「論争」経緯を確認したかったのだが、第2号に森崎和江「薄墨色の筋、その非記録性」が発表されていたので驚く。
 1ページの短文だが、もちろん未見。念のために確認したら、コレクションの著作リストには掲載されていた(ただし、題名が違う。リストは原題を採用か)。山崎里枝事件の犯人逮捕の直後に書かれたもので、その話は生々しい。ちょっと生半可な読解・解説を拒む文章だ。
 そのことはおいて、「創刊のことば」にも「東北の「ものいわぬ農民」から北九州の「まっくら」の世界にいたるまで」と生活記録の課題を明示したように、森崎和江そして「サークル村」の影響が、この背景にはあったといえるだろう。その意味では、森崎の寄稿は当然で、驚くことでもなかった。
 

佐野眞一

 投稿者:スカラベ・ヒロシ  投稿日:2018年 4月14日(土)05時56分36秒
返信・引用
   ここ数週間、必要あって60年安保ブント・全学連関係の諸資料を読み続けていた。
 佐藤幹夫『評伝島成郎』は新刊購入したが、関連して佐野眞一『唐牛伝―敗者の戦後漂流』(小学館、2016.8)や江刺昭子『樺美智子 聖少女伝説』(文芸春秋、2010.5)は図書館本を借り出すにとどめた。それで充分、手元に置く必要なしと、少し眺めて判断した。
 佐野本など、大冊でもあり、事後的に目を通すことにした(原稿をまとめるにあたって、締切に間に合わず、そのように対処することは多い。名前を出すだけの文献も、事後的ではあっても、必ず目は通す)。
 江刺は前に大田洋子の評伝を読んだように覚える。佐野は何も読んでいない。ノンフィクション流行作家として著名なことは知っている。いや、それゆえにあえて読まないようにしてきた。これは、もう40年以上も前に、本多勝一を読まなくなった理由と同じだ。ほかには、沢木耕太郎や立花隆がいる(それでも、沢木は『檀』、立花は『中核vs革マル』などを読んだはず)。
 大部のわりには、中身の薄い『唐牛伝』だから、どんどん読める。佐野の人物伝って、この手法? と思い、これならば、まったく読まずにいたのが大正解と判断した。
 以下、谷川雁の箇所。吉本隆明の晩年のお喋りを信じて、何ひとつ裏を取らずにそのまま書いたようだ(依拠した吉本の『吉本隆明が語る戦後55年①』を見る気はない。これって「週刊読書人」の連載だったか?)。
「ついでに言えば、吉本は同人だった谷川雁が途中から抜けたのは、谷川が当時やっていた三池大正炭坑退職者同盟の同盟員が同じ同盟員の妹をレイプした上、首を絞めて殺害する事件が起き、谷川が責任を感じて「解散しよう」と言ったからだったと述べている。」
 すべて間違い。時系列で「事件」を整理する。ここは訂正のしようもない。するとすれば、全文削除であろう。
 1960.11 大正鉱業労組の大正青年行動隊、名称を大正行動隊と変更 ※大正鉱業は筑豊・中間市の炭坑、三井三池は筑後・大牟田市(および熊本県荒尾市)の炭坑
 1961.5 いわゆる「山崎里枝事件」(隊員の妹)
 1961.9 「試行」創刊
 1961.12 大正行動隊の隊員が逮捕(行動隊長の弟)
 1962.6 大正鉱業退職者同盟の結成
 1964.2 「試行」10号、次号(64.6)から同人会解散して、吉本の単独刊行
 

佐藤泉

 投稿者:スカラベ・ヒロシ  投稿日:2018年 4月12日(木)09時10分24秒
返信・引用
   佐藤泉さんの待望の新刊が刊行された! 単著は、2006年以来か?
 『一九五〇年代、批評の政治学』(中央公論新社、2018.3 中公叢書、四六判・334ページ、本体定価2000円)。
 竹内好、花田清輝、谷川雁の批評言説を、ダイナミックに辿る好著。いつもながら、歯切れがいい文章、展開なので、楽しく読める。もちろん、娯楽書ではなく、きわめて刺激的な内容なのだが、文章の力がそうさせるのだ。竹内、花田も読み返したくなる。
 ところで、確認のため、国会図書館データを検索したが、2006年来は間違いない。それにしても、同姓同名が多い。歌人・弁護士(と推測)・医学者と多彩だ。各々の性別は不明(著者名の識別データに性別はない)。博士論文「夏目漱石における「日本近代」と「近代」の問題」もインターネット公開されている。最初の単著『漱石 片付かない〈近代〉』とは、かなり構成も違うので、いつか読もう(それにしても、長文なのでプリントアウトするのも大変だ。約200枚)。
 

広田和子

 投稿者:スカラベ・ヒロシ  投稿日:2018年 4月11日(水)08時45分30秒
返信・引用
   朝日新聞東京都内版の訃報記事をネットで、たまたま見る。
「新宿ゴールデン街のスナックママ。2018年1月11日、動脈瘤破裂で死去。78歳。通夜は……、喪主は次男の小先文三さん。1973年、ゴールデン街に「花の木」を開店。作家の田中小実昌、野坂昭如、中上健次各氏や映画監督の大島渚氏、漫画家滝田ゆう氏らが常連客だったという。著書に日本人元慰安婦らの聞き書き『証言記録 従軍慰安婦・看護婦』(新人物往来社、1975.11)のほか『癌治療革命の先端 横内医院』(展望社、2000.8)がある。作家の故・佐木隆三氏は元夫。」( )内は補った。
 知らなかったなあ。佐木が製鉄勤務時代に最初の結婚をした相手が、広田和子だったとは。
 著書の略歴は、「1939年福岡県北九州市に生まれる。1958年福岡県立八幡高校を卒業。その後、週刊誌記者などを経て、現在“底辺の女性”問題を追究」とあった。ほか、同姓同名(廣田和子をふくめ)の方が、国会図書館の蔵書検索でも複数。
 

夕映忌案内

 投稿者:スカラベ・ヒロシ  投稿日:2018年 4月10日(火)14時29分23秒
返信・引用
   1年が早い! ふた月前には案内をと、考えていたが、はや4月上旬も終わる。
 夕映忌に関しては、基本的に、ここでの案内のみにて失礼する。
 参加申し込み(口頭もしくは管理者あてのメールなど、早めに)の締め切りは5月20日。よろしくお願いします。

   ★第14回「夕映忌」案内★
 花田俊典を偲ぶ「夕映忌」を、今年も以下の要領で開催したいと存じます。

 日 時 2018年6月2日(土曜) 午後6時半~
 会 場 福津市勝浦浜 イタリア料理Enzo(電話0940-62-0948)
 参加費 4千円(予定/酒・飲物代含む)

 会場(既に定着し、お店も連絡を待っていました)までは、各自で交通手段を確保してください。時間の余裕のある方は、JR福間駅みやじ口発の福津市ミニバス勝浦線をご利用ください(12:55、15:05、17:05発で約30分、勝浦浜下車。大人200円均一。なお、土曜・日曜には世界遺産の無料シャトル便もあります。12:20、14:00、15:30発、ただし、あんずの里まで)。花田さん宅にお寄りになる方は会場までの、また、帰りはJR福間駅までの、送迎バスが出ます。
 

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