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ピンクイルカ現る アマゾン川は、ブラジルに入るとなぜかソリモインス川(RioSolimões)と名前を変えるが、見た目は何も変わらない。1時間ほどでベンジャミン・コンスタント(Benjamin Constant)に着くと、ここからさらに乗客が乗ってきて、一層の混雑。すっかり日も暮れてしまい、ここからは暗闇の中を進むことになった。船内では食事が出る。食堂が狭いので、かなり並ばなければいけないし、給食のような食事なので美味しくないが、R$150(約5,000円)でマナウスまで食事付きなのだから、贅沢は言えない。また、蚊も多かったので心配したが、いざ走り出すと風が吹くので、ハンモックで寝るのは問題なく、むしろ気持ち良いぐらいだ。この夜もあっさり眠りにつくことができた。一夜明けると、相変わらず広大なアマゾンの風景が広がっていたが、こんな奥地でも結構開けているもので、所々で寄港し、人や荷物の出入りが続く。アマゾンの開発が進み、自然破壊が急速に広がっているとは聞いていたが、それを実感する羽目となった。 アンデス山中その源を発し、大西洋に注ぐアマゾン河総延長8300km、ナイル川よりも1610kmも長く水系のネットワークの流域面積は705万平方キロメートルで南アメリカ大陸の40%以上を占めており世界第2位のコンゴ川の約2倍もある。さらに驚くのは年平均流水量だ22万5000トン世界2位以下の13大河をあわせた以上の流水量何もかも断トツの世界一の超大河アマゾンスケールは世界の大河とはまるで違う。大河をひたすら下るそんな中、とある港に停泊している時のこと。漠然と外を眺めていると、ふとピンク色の物体が跳ねるのが見えた。あれが噂のピンクイルカだ。思っていたよりもはっきりしたピンク色で驚いたが、2度3度と跳ねているではないか。これはチャンスと、急いでカメラを取りに戻り、シャッターチャンスを伺うが、それ以降はすっかり姿を見せなくなってしまった。残念無念…
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